ベランダやテラスにシェードを設置すると、強い日差しや紫外線を遮り、屋外空間を快適に活用できます。しかし「シェードの種類が多くてどれを選べばいいかわからない」「賃貸マンションでも取り付けできるのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、ベランダ・テラス用シェードの種類と素材の違い、失敗しない選び方のポイント、DIYでの取り付け方法まで、選び方に必要な情報をまとめて解説します。
ベランダ・テラス用シェードの種類と素材
シェードにはさまざまな種類があり、設置スペース・目的・予算に合わせて選ぶことが大切です。まずは主な種類と特徴を確認しましょう。
①シェードセイル(サンシェードセイル)

シェードセイルは、三角形または四角形の帆のような形をしたシェードです。複数のポイントにロープで固定するシンプルな構造で、DIY初心者でも取り付けやすいのが特徴。テラスやウッドデッキ、庭に広く使われており、スタイリッシュなデザインが人気です。
- 素材:HDPE(高密度ポリエチレン)、ポリエステル
- 遮光率:70〜95%
- メリット:通気性が高い・コストが低い・設置が簡単
- デメリット:雨除け効果が低い(通気性素材の場合)
②ロールスクリーン型シェード(巻き上げシェード)

ロールスクリーン型シェードは、必要なときだけ引き出して使う巻き上げ式のシェードです。使わないときはコンパクトに収納でき、ベランダの手すりや壁に取り付けるタイプが多く流通しています。日差しの強さに合わせて高さを調整できる点も魅力です。
- 素材:ポリエステル、PVC(塩化ビニール)コーティング
- 遮光率:80〜100%
- メリット:調節が自由・すっきり収納できる
- デメリット:固定取り付けが必要なケースが多い
③オーニング(テント型可動シェード)

オーニングは壁面に金具を固定し、アーム状の支えで屋根のように張り出すシェードです。カフェやホテルのテラスでよく見かけるタイプで、デザイン性と遮光・雨除け機能を両立できます。電動タイプは風雨センサー付きの製品もあります。
- 素材:アクリル、ポリエステル(防水加工)
- 遮光率:90〜100%
- メリット:雨よけにもなる・本格的な空間をつくれる
- デメリット:設置コストが高い・壁への穴あけが必要
④すだれ・よしず(天然素材シェード)

すだれ・よしずは、天然の竹や葦(よし)を編んだ日本の伝統的なシェードです。通気性が非常に高く、風を通しながら日差しを和らげるため、蒸し暑い日本の夏に適しています。価格が手頃でホームセンターでも入手しやすい点も特徴です。
- 素材:竹・葦(アシ)・PP(ポリプロピレン製も存在)
- 遮光率:50〜80%
- メリット:安価・通気性抜群・和風の風情がある
- デメリット:耐久性が低い・雨に弱い
| 種類 | 遮光率 | 雨除け | DIY難易度 | 価格帯(目安) |
|---|---|---|---|---|
| シェードセイル | 70〜95% | △ | ★☆☆(簡単) | 2,000〜8,000円 |
| ロールスクリーン型 | 80〜100% | ◯ | ★★☆(普通) | 5,000〜2万円 |
| オーニング | 90〜100% | ◎ | ★★★(専門業者) | 10万〜50万円以上 |
| すだれ・よしず | 50〜80% | × | ★☆☆(簡単) | 500〜3,000円 |
シェードの選び方|5つのポイント
シェードを選ぶ際は、設置環境・目的・賃貸か持ち家かなどの条件を整理してから選ぶと失敗が少なくなります。以下の5つのポイントを参考にしてください。
ポイント① 遮光率・遮熱性で選ぶ
シェードの最大の役割は日差しと紫外線を遮ることです。遮光率が高いほど室温上昇を抑える効果が高まります。ただし遮光率が高い製品ほど通気性が下がる傾向があるため、風通しも重視したい場合は70〜85%程度のメッシュ素材を選ぶのがおすすめです。
- 日差し・紫外線をしっかり遮りたい → 遮光率85%以上
- 通気性を優先したい → メッシュ素材・HDPE製(70〜80%)
- 遮熱効果を高めたい → 明るい色(白・ベージュ)を選ぶ
ポイント② サイズ・設置面積で選ぶ
ベランダやテラスの寸法を正確に測ることが購入前の必須ステップです。シェードのサイズは実際の設置スペースより10〜20cm程度大きめを選ぶと、日陰の抜けが少なくなります。シェードセイルの場合は対角線の長さも計算しておきましょう。
ポイント③ 固定方法・取り付け条件で選ぶ
マンションのベランダや賃貸住宅では、ビス穴をあけられないケースがほとんどです。そのような場合は以下の取り付け方法を選びましょう。
- クランプ式フック:フェンスや手すりにはさんで固定
- 突っ張りポール:床と天井(上階の床板)を突っ張りで固定
- 吸盤フック:壁面がツルツルしている場合に利用可能
持ち家や戸建てであれば壁面アンカーやビス固定が可能で、より強固に設置できるオーニングやロールスクリーン型も選択肢に入ります。
ポイント④ 耐風性・耐久性で選ぶ
台風が多い地域や高層マンションの上層階では、耐風性の高いシェードを選ぶことが重要です。シェードセイルは生地にメッシュ(通気孔)があると風を受け流しやすく、強風時の破損リスクを下げられます。また、UVカット率・防水性・防腐加工の有無も長期使用を見据えて確認しましょう。
ポイント⑤ デザイン・カラーで選ぶ
シェードはベランダやテラスの外観に大きく影響するアイテムです。外壁・床材・家具とのカラーコーディネートも購入前に考えておきましょう。人気カラーとその特徴は以下の通りです。
- ベージュ・アイボリー:どんな外観にも馴染みやすい定番色
- グレー・チャコール:モダンでスタイリッシュな印象
- グリーン・テラコッタ:自然素材や植物と相性が良い
- ホワイト:遮熱効果が高く、明るく清潔感のある印象
シェードの取り付け方・DIYの手順
ここでは、最も手軽にDIYできるシェードセイルの取り付け手順を解説します。基本的な工具があれば1〜2時間で設置できます。
用意するもの
- シェードセイル本体
- ステンレス製カラビナ(各コーナーに1個)
- ロープまたはバンジーコード(弾力性があるものが推奨)
- フック・アンカー(固定ポイント用)
- 脚立・メジャー・ペンチ
取り付け手順
STEP 1|固定ポイントを3〜4箇所決める
ベランダの柱・フェンス・壁など、シェードを固定できる場所を確認します。各固定ポイントは均等に配置し、シェードが均一に張れるように設計します。マンションの場合は管理規約を事前に確認し、共用部分への加工が禁止されていないかチェックしましょう。
STEP 2|フック・金具を取り付ける
固定ポイントにフックを設置します。コンクリート壁には打ち込みアンカーボルト、フェンスにはクランプ式フック、穴あけができない賃貸ではクランプや突っ張りポールを活用します。フックは耐荷重5kg以上のステンレス製を選ぶと錆びにくく長持ちします。
STEP 3|シェードを対角から順に固定する
シェードセイルをカラビナとロープでフックに接続します。いきなりすべてのコーナーを固定するのではなく、対角線上のコーナーを先に固定してから残りを調整すると、きれいに張ることができます。
STEP 4|角度・たるみを調整する
シェードは完全に水平にせず、少し傾けて設置するのがポイントです。傾斜をつけることで雨水がたまらずに流れ落ちます。また、ロープをやや緩めにしておくと強風時にシェードがしなり、破損リスクを減らせます。
STEP 5|台風・強風前は取り外す
どれだけ丈夫に固定しても、台風や暴風時は必ずシェードを取り外すことが鉄則です。飛散すると近隣に被害を与える可能性があるため、強風注意報・台風警報が出たら速やかに撤収しましょう。
💡 DIYのワンポイントアドバイス
バンジーコード(伸縮性のあるゴムロープ)をロープの代わりに使うと、風によるシェードへの衝撃を吸収でき、生地や金具の破損を防ぎやすくなります。ホームセンターで200〜500円程度で購入できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 賃貸マンションのベランダにシェードを取り付けられますか?
A. 可能です。ただしビス・ネジによる壁への穴あけは原則禁止されているケースが多いため、クランプ式フックや突っ張りポールを使った穴あけ不要の設置方法を選びましょう。また、ベランダは共用部分にあたるため、シェードの設置前に管理規約を確認するか、管理会社に問い合わせることをおすすめします。
Q. シェードの耐用年数はどのくらいですか?
A. 素材によって異なりますが、HDPE製・ポリエステル製のシェードは3〜5年が目安です。UVや雨風にさらされるため、シーズンオフには取り外して保管すると寿命を延ばせます。すだれ・よしずは1〜3年が目安で、毎年交換する前提で使用する方も多いです。
Q. シェードでどのくらい涼しくなりますか?
A. 遮光率85%以上のシェードを設置すると、室内の窓付近の温度を3〜8℃程度下げる効果が期待できると言われています。特に西向き・南向きのベランダへの設置は夏の冷房効率改善に効果的です。
まとめ
ベランダやテラスのシェード選びで押さえておきたいポイントをまとめます。
- 種類はシェードセイル・ロールスクリーン・オーニング・すだれの4種類が主流
- 遮光率・通気性・耐風性・固定方法の4軸で自分の環境に合ったものを選ぶ
- 賃貸マンションは穴あけ不要のクランプ式・突っ張りポールを活用する
- 設置後も台風前の取り外しを徹底することで長く使える
はじめてシェードを設置するなら、価格が手頃で取り付けも簡単なシェードセイルからスタートするのがおすすめです。設置後に「もっと遮光性が欲しい」「雨除けもしたい」と感じたら、ロールスクリーンやオーニングへのアップグレードも検討してみてください。
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