梅雨の前、台風シーズンの前、「そろそろカバーをかけなきゃ」と思いつつ後回しにしていませんか。
ガーデンチェアは屋外で使うだけに、雨・紫外線・砂埃の影響を絶えず受けます。カバーなしで放置すると、樹脂素材は1〜2シーズンで白化・ひび割れが始まり、スチール製なら表面のサビが広がります。一方、適切なカバーを使えば家具の寿命を2〜3倍に延ばすことも珍しくありません。
この記事では、素材・サイズ・固定方法の観点から本当に使えるカバー5選を比較し、失敗しない選び方を解説します。
タイプ別おすすめ早見表
| こんな方に | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| まず1枚試したい | Fenteer 厚手防水カバー | バランス型。防水・UVカット・収納袋付き |
| コストを抑えたい | ZBXK 汎用カバー | 価格帯「安い」で基本性能を確保 |
| 大型チェアがある | IKEA TOSTERÖ | 大きめサイズ対応、IKEA家具との相性◎ |
| 長期間屋外放置したい | 420D素材の汎用カバー | 厚手420Dで摩擦・雨に強い |
| 折りたたみチェアを使っている | 屋外用チェア&シートカバー | 折りたたみ形状に対応した設計 |
おすすめ5選:詳細レビュー
🥇Fenteer 厚手防水カバー ── 迷ったらこれ

こんな人に向いている
カバーを初めて買う人、何を選べばいいかわからない人
Fenteerのカバーは210Dオックスフォード生地を採用し、防水・防塵・UVカットの3役をこなします。生地の厚みは標準的ですが、縫製の精度が高く、縁の処理がしっかりしているため破れにくいのが特徴です。
付属の収納袋はシーズンオフの保管に便利で、コンパクトにまとめてしまえます。固定用のドローコードも付いており、強風時のめくれ上がりを防げます。
スペック概要
- 生地:210Dオックスフォード(中厚手)
- 機能:防水・防塵・UVカット
- 付属品:収納袋、固定コード
- サイズ:中型チェア対応
惜しい点
600D素材ではないため、毎日強風にさらされる環境だと2〜3シーズンで生地が薄くなり始める可能性があります。過酷な環境なら420D以上のモデルを検討してください。
🥈ZBXK ガーデン家具カバー ── コスパ重視派の定番

こんな人に向いている
予算を抑えながら基本性能を確保したい人
高品質なオックスフォード生地を使いながら価格帯を「安い」に抑えているのが最大の魅力です。初心者でも取り付けやすい設計で、サイズ展開も小〜中と幅広く対応します。
耐久性は上位モデルに劣りますが、毎シーズン取り換えるつもりで使うならコスパは十分。使い捨て感覚ではなく、「まず試してみる」という入口として選びやすい1枚です。
スペック概要
- 生地:オックスフォード(厚さ記載なし)
- サイズ:小〜中型対応
- 価格帯:安い
- 取り付けやすさ:◎
🥉IKEA TOSTERÖ ── 大型チェアをまるごと覆いたい人に

こんな人に向いている
IKEAのガーデン家具を使っている人、大型チェアを持っている人
IKEAのガーデン家具専用に設計されたカバーで、大きめサイズが特徴です。雨・直射日光・ホコリ・花粉・鳥の糞など、屋外環境のあらゆる汚れからしっかり守ります。
IKEA家具との相性はもちろん抜群ですが、同等サイズのチェアであれば他ブランドにも流用できます。IKEAらしいシンプルなデザインで外観を損ないません。
スペック概要
- サイズ:大型対応
- 機能:防水・防塵・UVカット・花粉対策
- 対象:IKEA製品および同等サイズのガーデンチェア
- 防水性能:◎
👉 注意: IKEAの商品は在庫状況によって廃盤・仕様変更があります。購入前にサイズを必ず確認してください。
④屋外用チェア&シートカバー ── 折りたたみチェアに最適

こんな人に向いている
折りたたみ式のアウトドアチェアを使っている人
210Dオックスフォード生地を採用した厚手カバーで、折りたたみ形状のチェアに特化しています。直射日光・紫外線による素材劣化だけでなく、鳥の糞・砂埃・花粉など外部からの汚れもしっかりカバー。
価格帯が安いにもかかわらず素材品質がしっかりしており、コスパ面でも評価が高いモデルです。
スペック概要
- 生地:210Dオックスフォード(厚手・丈夫)
- 形状:折りたたみチェア対応
- 機能:UV対策・防塵・鳥の糞対策
- 価格帯:安い
⑤汎用カバー(420Dオックスフォード) ── 耐久性最優先ならこれ

こんな人に向いている
台風が多い地域に住んでいる人、長期間使い続けたい人
5選の中で最も生地が厚い420Dオックスフォードを採用。数字が大きいほど糸が太く、生地が丈夫になります(詳細は後述の「選び方」参照)。摩擦・引き裂きへの耐性が高く、強風による生地の伸びも起きにくいのが特徴です。
サイズが複数展開されており、チェアのサイズに合わせて選べます。取り外しも簡単な構造で、天気の変わり目に手間がかかりません。
スペック概要
- 生地:420Dオックスフォード(高耐久)
- サイズ:小〜大(複数展開)
- 取り外し:簡単
- おすすめの使用環境:台風・強風が多い地域
比較表まとめ
| 商品 | 防水性 | 耐久性 | サイズ | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| Fenteer(210D) | ◎ | ◎ | 中 | 中 | ★★★★★ |
| ZBXK | ○ | ○ | 小〜中 | 安い | ★★★★★ |
| IKEA TOSTERÖ | ◎ | ◎ | 大 | 中 | ★★★★☆ |
| 屋外用シートカバー(210D) | ◎ | ◎ | 中 | 安い | ★★★★☆ |
| 汎用カバー(420D) | ○ | △→◎ | 小〜大 | 安い | ★★★★☆ |
カバーを使うメリット(なぜ必要なのか)
①雨・紫外線による劣化を大幅に遅らせる
屋外家具の最大の敵は紫外線と雨水の繰り返し乾湿です。プラスチック素材は紫外線でポリマーが分解し、白化・ひび割れが起きます。木材は雨水を吸って膨張・乾燥を繰り返すことで割れや反りが生じます。カバーはこの負荷を物理的に遮断します。
②掃除の手間を減らせる
砂埃・花粉・鳥の糞が積もったチェアをそのまま使うのは不衛生です。カバーがあれば、シーズン始めにカバーを外してさっと拭くだけで済みます。
③家具の資産価値を守る
良質なガーデン家具は決して安くありません。適切なカバーで保護すれば、買い替えのサイクルが長くなり、長期的なコスト削減につながります。
選び方のポイント4つ
① 防水性能:数字で比較する「D(デニール)」
カバーの防水性は”生地の厚さ(デニール数)“で判断できます。
「D」とはデニール(Denier)の略で、9,000メートルの糸を引き伸ばしたときの重さ(グラム数)を指します。数字が大きいほど糸が太く、生地が厚くなります。
| デニール数 | 特徴 | 向いている環境 |
|---|---|---|
| 210D | 中厚手。標準的な耐久性 | 雨が少ない地域、ベランダ置き |
| 420D | 厚手・頑丈。破れ・摩擦に強い | 雨が多い地域、台風が来る地域 |
| 600D | 高耐久。業務用に近い強度 | 常に屋外放置、悪天候が多い |
また「オックスフォード(OX)」とは平織りより引き裂きに強いオックスフォード織りのことで、カバーに最適な生地構造として知られています。
② サイズ:チェアより「少し大きめ」を選ぶ
カバーはチェアの実寸より5〜10cm程度大きいものを選ぶのが基本です。ピッタリすぎると着脱が難しく、生地に常にテンションがかかって破れやすくなります。
購入前に確認すべきサイズ:
- チェアの高さ(背もたれ最上部まで)
- 座面の幅と奥行き
- アームレストがある場合はその張り出し幅
③ 固定機能:風で飛ばされないか確認する
強風が吹く日にカバーが飛ばされると意味がありません。以下の固定方法のどれかがあるモデルを選びましょう。
- ドローコード(絞り紐): 裾を絞って固定。着脱が簡単
- バックル・ストラップ: しっかり固定できる。台風対策に有効
- 重石ポケット: 砂や石を入れて重さで固定
④ 通気性:カビ・臭いを防ぐ
完全防水のカバーは雨を通さない一方、内部の湿気も逃しません。晴れた日に外さず放置すると、内部に湿気が溜まりカビや嫌な臭いの原因になります。
通気口(ベンチレーション)付きのモデルを選ぶか、晴天時はカバーを外す習慣をつけましょう。
使うときの注意点(失敗事例から学ぶ)
❌ 濡れたままカバーをかけない
雨上がりにすぐカバーをかけると、チェアの濡れた面とカバーの内側の間に水分が閉じ込められます。これがカビ・錆び・臭いの三大原因です。雨が止んだらまずチェアをある程度乾かし、それからカバーをかけましょう。
❌ 晴れが続く時期もつけっぱなしにしない
真夏の晴天時にカバーをつけっぱなしにすると、内部温度が非常に高くなります。プラスチック素材のチェアは熱で変形するリスクがあり、また蒸れによってカバー自体の劣化も早まります。週に1〜2回は外して通気させましょう。
❌ サイズを確認せずに購入しない
「なんとなく合うだろう」でサイズを選ぶと、大きすぎて風でバタバタしたり、小さすぎて固定できなかったりします。必ずチェアの高さ・幅・奥行きを測ってから選んでください。
よくある疑問に答えます
Q. カバーは本当に必要?なくても大丈夫では?
👉 「屋外対応」や「耐候性あり」と書かれているガーデン家具でも、無防備な状態では年々劣化します。メーカーが言う「屋外対応」は「屋外使用に耐える」という意味であり、「カバーなしで何年も美しさを保てる」という意味ではありません。長く使うつもりならカバーは実質必須です。
Q. つけっぱなしでも大丈夫?
👉 雨の日・不在時のカバーは有効ですが、晴れた日もつけっぱなしはNGです。内部に熱と湿気が溜まり、かえって劣化を促進します。晴れの日は外し、雨予報の前にかけるのが理想的なサイクルです。
Q. 安いカバー(1,000円以下)でも使えますか?
👉 短期間・軽い保護目的なら機能します。ただし生地が薄く(210D以下)、縫製が粗いことが多いため、強風・台風には対応できないことがほとんどです。1〜2シーズンで買い替えるつもりならOKですが、長期使用を考えるなら最低でも210D以上を選んだほうが割安になります。
関連記事(内部リンク)
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まとめ
ガーデンチェアカバーは、一度購入したら何年も使い続けるアイテムです。選ぶポイントは「防水性(デニール数)」「サイズ」「固定方法」「通気性」の4点。
迷ったらFenteer(210D)から始めるのがおすすめです。 防水・防塵・UVカットの基本性能を押さえており、収納袋も付いてコストパフォーマンスが高いモデルです。
台風が多い地域や、屋外放置が多い場合は420D素材の汎用カバーを選ぶと長持ちします。
カバー1枚で家具の寿命が数年変わります。梅雨・台風シーズン前に、ぜひ準備しておきましょう。
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